手織機【綴機】
詳細 ケイベン機
着物や帯など、昔から西陣で使用されてきた綴機。
88cmの太い桜材の津巻きに、
鋳物で頑丈に作られた巻取金具ケイベン機をYの字に木目を加工し取付けてあります。
これは、琴の弦のように強く経糸のテンションを張っても、
織機本体やギアがそのテンションに負けないようにするためです。
また、経糸が掛かる津巻きから間丁までを1本の太木にて製作しています。
強い経糸の張りを太い一本の木で支えます。
最後に土台本体に斜めの補助材を入れることにより、より堅牢な織機になります。
この3つの構造により、綴れなどの整経を強く張る織物にも対応しています。

綴機UP

カマチは京都で三つ道具と言われる形です。
後ろによく戻り、カマチの角度が自在になります。
吊りカマチ式より、カマチの扱いが難しいですが、
どのタイミングでの打ち込みも、真っ直ぐに打ち込めます。

標準で6は枚綜絖まで取り付け可能です(糸綜絖推奨)

クサビと金づち ●木のクサビで頑丈に固定
木のクサビで頑丈に固定しています。
組み上がると、とても丈夫です。
永年の使用でも壊れにくく、頑丈にできています。
奥行 約155cm(椅子なしの場合) 付属品 ●椅子
●システムコード1束
●ストレートペグ1袋
●アンカーペグ1袋
●組立用工具
●組立説明書
高さ 約170cm
横巾 約110cm
織巾 48cm
ロクロ 二段ロクロ1組・並ロクロ1本
踏み木 4本
千切り 四角(箱千切用)
商品名/織巾 綴機/着尺巾(48cm)
価格 税込\550.000.-

【2020年08月01日】

製作期間は約4カ月です。



1台1台、お客様に合わせて製作します。
 ※仕様変更は別途追加の加工賃を頂きます。詳しくはお見積りにて。
織機の高さを変更 織機の高さを変更

身長をお伺いし、
必要であれば織機の高さを変更します。
体に合った織機にすることで、
体への負担が少なくなります。
織巾の変更 織巾の変更

織巾を48p〜65pの間で変更できます。
椅子式・敷板式の選択
椅子式・敷板式の選択

椅子式から敷板式に変更できます。
織機本体の奥行は大きくなりますが、
自分の体重が織機にプラスされ、
椅子式よりも織機が動きにくくなります。
カマチの変更 カマチの変更

カマチをネジ式カマチに変更できます。
有効巾が48cm以上の
カマチに入りきらない筬も使用可能です。
踏み木の本数 踏み木の本数

踏み木の本数を6本から8本に変更できます。
八角羽千切(床巻用) 八角羽千切(床巻用)

整経を床巻きで作業される場合の千切りです。
八角の千切りに直接千切り布を巻き付け使用します。
羽が千切りを固定し、転がりません。
羽は取り外し式ですので、
不要な場合は取り外し使用できます。
杼入箱セット 杼入箱セット

織機に杼入箱を取り付ける木組みと杼入箱のセット。
当店の管立て(小)が入り便利です。

※左写真はH25型に取り付けた杼入れ箱です。
  綴機に杼入箱を取付ける場合、木ネジで固定します。
  取外しはできません。詳しくはお尋ねください。

※両サイド取り付け可
手織機一例価格表

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